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【お金の増やし方】つみたてNISAをやるべき理由

2021年8月1日

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今回もつみたてNISAの話やで。
国が用意してくれてる制度やから、変な投資商品買うより、こっちの方が断然ええと思うで。

つみたてNISA(積立型の少額投資非課税制度)とは、2018年から始まった特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

今回はやるべき理由にフォーカスをあてて説明していきます。前回の記事でつみたてNISAの概要に触れているのでこちらも併せてご確認ください。

つみたてNISAをやるべき理由

理由① 「利益」「分配金」非課税になる

本来、上場株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却した際に得た「利益」や受け取った「分配金・配当金」に対して、基本的に20.315%の税金がかかります。

せっかくリスクをとって投資をして、利益が出たとしても、そのうちの20.315%が税金として取られるのはキツいですよね。

反対に、NISAは「少額投資非課税制度」と呼ばれていて、通常の投資とは異なり「NISA専用口座」を開いたうえで投資していきます。

そのNISA専用口座で運用すると、投資で得た利益がまるまる手に入ります!

効率的に資産を増やしたい、少額から投資を始めてみたいといった方に最適な制度を国が用意してくれています。

この制度を使わない手はないので、ぜひ口座開設から始めてみてください。

理由② 20年間もの非課税期間

つみたてNISAの非課税期間は20年間です。

それに対して、2014年から始まっている「一般NISA」の非課税期間は5年間です。

より長い期間非課税期間が続くので、よりお得ですよね。

そもそも、つみたてNISAは若年層の投資促進、資産形成支援のために構築された制度なので、長い期間コツコツと続けることで、ゆっくりと資産が拡大していくようになっています。そのため、短期間での資産形成には向きません。

理由③ 流動性(換金性)の高さ

30代~40代は様々なライフイベントが発生すると思います。そんな中で、投資している資金を引き出したいといったこともあると思います。

つみたてNISAは「いつ解約(現金化)しても違約金なし」です。

つまり「20年ずっと続けなければいけない」ということはありませんので、ご安心ください。

「いつ解約(換金)してもOK、ペナルティもなし」

また、投資資金を工面するのが厳しくなった場合などは、毎月の積立金額を引き下げたり、一時ストップすることも可能です。

理由④ コストが安く、ぼったくり投資商品がない

つみたてNISAで投資する商品は、国(金融庁)が決めた基準を満たす投資信託またはETFから選びます。

その基準は、日本人が資産形成をしやすいように、下記のような非常に厳しいものが設けられています。

・販売手数料はゼロ(ノーロード)

・信託報酬は一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)に限定

(出所:金融庁HP

某金融機関の窓口に行ってしまうと、手数料の高いファンドを進められて、買った時点で2~5%の手数料がとられ、運用すると毎年3%の手数料がかかるなんてザラです。

こんな状況があったため、日本人が資産形成ができなくなっていたのかなと思います。

そこで金融庁が、NISAのような制度を作り、日本人の資産形成ができる地盤を確保し、少額からでも投資をしてほしいという思惑があり、この制度が作られたわけです。

そのため、 毎年3%の手数料がかかるファンドなどは除外されていて、初心者でも利益が出しやすい商品を金融庁が選定してくれています。

初心者はどのファンドを選べばいいのかわからないので、とてもありがたいですよね。

理由⑤ 圧倒的に初心者向けな投資

前述のとおり、つみたてNISAはそもそも今後資産を増やしていきたい若者世代に活用してもらいたいと作られた制度です。

「投資未経験」「会社の確定拠出年金等で少し運用しているだけ」といった“初心者”を想定しています。

投資商品は国(金融庁)が厳選したもの

前述のとおりコストの要件を設けるなど、国(金融庁)が対象商品を厳選してくれているので、変な商品がないので、とても安心感があります。

そもそも、日本国内には約6,000本以上もの投資信託が存在すると言われています。そんな中、初心者が「自分に最適な投資商品」を選ぶのはとても難しい状況です。

つみたてNISA対象商品は、2021年6月18日時点で199本(全体の約3%程度)となっているので、いかに金融庁の基準が厳しいのかわかりますよね。

投資方法は「積み立て」だけ

「投資方法は積み立てのみ」というルールになっているので、まとまったお金を用意する必要もありませんし、「いつが買い時か?」とタイミングを計る必要もありません。

始めた後は長期間に渡って、積み立てを続けるだけです。

最初に設定してしまえば、毎日の株価チェックなども不要ですし、極端な話、投資をしていること自体を忘れていても問題ありません。

またドルコスト平均法により、取得価格が平均化されるので、暴落時には安い価格で購入できるので、むしろチャンスが広がります。

ドルコスト平均法とは、価格が日々変わる金融商品を一度に購入するのではなく、一定額ずつ分けて購入することで、平均買付単価を抑える方法です。例えば積立投信などで毎月一定額を積み立てると、価格が高いときには少なく、安いときには多く買い付けるため、毎月一定量(口数)を買う方法よりも、結果的に買付単価が平準化することになります。

「株価が下がるのが怖い」という方に対しても、積み立て投資というのは最適な入門手法だと思います。

まとめ

以上、今回はつみたてNISAをやるべき理由をお伝えしました。

ただし、投資という物自体、元本リスクもありますし、絶対に利益が出るというものではありません。

しかし、過度に恐れすぎるのも良くないことだと思います。

国が用意してくれた最適な投資環境があるので、ぜひこの制度を学び、使っていきましょう。

これからも投資に関する記事を投稿していきます。

まずは、ネット証券のSBI証券楽天証券の口座開設から始めてみましょう。

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