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【白い悪魔に要注意】白米・小麦粉・白砂糖のリスクを知ろう

2021年9月28日

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「白い悪魔」って知ってるか?
歳を取ってくると食べ物には一層気をつけなあかん。

日本人の主食は米ですが、年齢を重ねていくと、白い食べ物には注意しなければなりません。

代表的な白い食べ物は「白米・小麦粉・白砂糖」などがありますが、これは「白い悪魔」と言われています。

今回は健康的に生活するために、「白い悪魔」を正しく理解し、上手に付き合っていく方法について解説していきます。

「白い悪魔」とは

「白い悪魔」=「白米・小麦粉・白砂糖」はあらゆる食材に含まれており、これを食べたことがない人は居ないと思います。

しかし、このような白い食品は血糖値を一気に上げてしまうため、健康に良くないとされています。

毎日食べているものが健康に悪いと思うとショックですよね。

「白い悪魔」は精製されて白くなっているため、多くの栄養分やミネラルを取り除いています。

その結果、「糖質」だけの存在となってしまっているのです。

つまり、食べても大した栄養にならずに、身体にダメージを与えるだけの存在ということです。

「白い悪魔」の危険性

血糖値の上昇

「白い悪魔」を食べると、血糖値が一気に上昇します。

それが、なぜカラダのダメージに繋がるのでしょうか。

急激な血糖値上昇を抑えるために、身体の中でインスリンというホルモンが出てきます。

その結果、身体では次のようなことが起こります。

  • 血糖値が過剰になり、身体が糖を脂肪として蓄積する。(肥満や生活習慣病の要因)
  • インスリンを大量に出しているすい臓は疲弊し、すい臓の機能が低下する。
  • 反動で血糖値が急激に下がる現象が起こり、低血糖状態に陥る。(食後なのに空腹感を感じたり、うつ状態になることも)

栄養にならない

「糖質」自体は悪いものではなく、エネルギーの生成という面では大活躍してくれます。

しかし、ただ単に糖質を取ってもエネルギーにはなりません。

ビタミンB1の存在があって初めて糖質をエネルギーに変換することができるのです。

玄米や全粒粉などの茶色いものは、ビタミンB1をたっぷり含んでいます。

また、これらの茶色いものは食物繊維も豊富に含んでいます。

この食物繊維のおかげで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます

つまり、「白い悪魔」はビタミンや食物繊維といった身体に良い栄養素をそぎ落としてしまっている食材ということです。

「白米・小麦粉・白砂糖」のリスクを認識しよう!

「白米」は栄養をそぎ落としている

そもそも、白米は古くから日本人にとって重要な食材です。

それが、なぜ「白い悪魔」などと言われるのでしょうか。

現代は大量消費社会となっており、市場のニーズに合わせた「精製」の手順を経ていることが原因です。

米を精製すると「精米」となり、栄養素をほとんどそぎ落とした「糖分のみ」の存在となっています。

逆に精製前の米は「玄米」といい、健康食として認識されています。

確かに白米は、食べたときに甘さを感じるし、玄米より食べやすいでしょう。

しかし先に述べた通り、白米は血糖値の急上昇をもたらします。

「小麦粉」はさまざまな食材に使用されている

小麦粉はあらゆる食材に用いられています。

パン・パスタ・うどん・お菓子・揚げ物など、あげればキリがありません。

この小麦粉も白米と同じく、精製されているため、栄養素が「でんぷん」のみとなっています。

でんぷんは「ブドウ糖」の集合体で、身体に入れば一気に血糖値の急上昇をもたらします。

近年では小麦の危険性に対して「グルテンフリー」の食材も増えています。

しかし、日本には優れた食材「そば」があるため、こちらの記事もご覧ください。

「白砂糖(人工甘味料)」の危険性を知っておこう

「白い悪魔」の中でも最も危険な食材が「白砂糖(人工甘味料)」です。

砂糖の摂りすぎは、虫歯になるだけではなく、依存症となってしまうリスクもあるのです。

砂糖を多く使った食材は世の中にあふれており、「甘いもの=美味しいもの」という認識を持っている方も多いと思います。

白砂糖も白米や小麦粉と同様に「精製」という工程を経ているため、栄養素がそぎ落とされた「ただただ甘い」ものなのです。

この白砂糖を体内に取り込むことで、急激な血糖値の上昇をもたらします

また、急激な糖分の摂取は麻薬性があります

甘いものを日常的に食べている人は、麻薬のように止められなくなっているのです。

このような状態が続くと、次のような症状に発展するかもしれません。

  • 糖尿病のリスクが格段に上がる。
  • 精神的にイライラしたり、不安を覚えたりする。
  • 「糖質中毒」は、うつ病や精神疾患をもたらすことがある。
  • 腎機能の低下などが起こることがある。

これは人工甘味料も同様です。

人工甘味料は発がん性が指摘されていたり、身体から排出されずに蓄積されるといった話もあります。

そもそも、昔は砂糖が非常に貴重な食材だったはずです。

砂糖にしろ人工甘味料にしろ、摂りすぎれば「毒」となるということを改めて認識するようにしてください。

「白い悪魔」とは上手に付き合おう!

とはいえ、明日から「白い悪魔」を一切食べない生活をしようと思っても、非常に困難でしょう。

本当に重要なことは、「白い悪魔の危険性を知って、上手く付き合っていく」ことです。

白米・小麦粉・白砂糖は、人類が長きにわたって利用してきた重要な食材です。

これらは決して「毒」ではありません。

「白い悪魔」を食べないという姿勢ではなく、なるべく主食を玄米にしたり、食物繊維を多く含む食材を一緒に摂取するなどの工夫をすることが重要です。

まとめ

食事は栄養補給という意味合いだけではなく、「人生を豊かにしてくれる」ものです。

今回紹介した「白い悪魔」をすべて排除するのではなく、危険性を認識した上で、あなたの食生活を考え直すきっかけにしてください。

食のリスクをしっかりと意識しながら、食生活を楽しんでください。

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