「チョクノリ！」はトヨタの新しいレンタカーサービスやで。
今回は実際にこのサービス使ってみたで。
国内旅行やちょっとした用事でレンタカーを利用している方も多いと思います。
我が家も今年クルマを売却してしまったため、家族で移動する際の”足”がない状況でした。その為、今回トヨタレンタカーの新しいサービス「 チョクノリ 」を使ってみました。
こんな人にオススメ
- 気軽にレンタカーを借りたい
- 深夜でもレンタカー借りたい（返したい）
- ガソリン満タン返しが面倒
チョクノリとは？
まず、「チョクノリ」って聞いたことがないかと思います。
「チョクノリ」とは・・・専用アプリを使ってレンタカーの予約、解錠・施錠、精算ができる、無人貸出サービスです。
クルマの所有・使用に関する概念が変化する中、トヨタレンタカーが新しいモビリティ社会の到来に先駆け、 新サービスの展開により消費者のニーズに応えるために開発された新サービスです。
「チョクノリ」の利用手順は？
アプリダウンロード
チョクノリ専用のアプリがあるので、App Store（iPhone）またはGoogle Playストア（Android™）でダウンロードします。
会員登録
アプリの新規登録ボタンより会員登録を行います。
運転免許証やクレジットカードの番号など、チョクノリの利用に必要な個人情報を登録します。
また、私の場合は、別途メールにて免許証と本人確認の為の顔写真を送る必要がありました。この辺がアプリにて手続きが完了するようになると便利だと思いましたが、まだまだ出来て間もないサービスなので大目に見ましょう。
予約
アプリから希望の日時・場所からステーションを検索し、予約をします。
GPSを有効にすれば自宅周辺のステーションも検索可能です。
出発
- 予約した車両に近づき、チョクノリ！アプリを起動します。
- アプリの「利用を開始する」ボタンをタップし、「スタートボタン」をタップします。
- アプリのアンロックボタンを押しドアを解錠します。
乗車前にアプリにて傷やへこみ等を報告する事を求められるので、しっかりと確認しておきましょう。
私の場合は、擦り傷、へこみ等があり、アプリから写真を撮って報告しました。
報告後すぐに、運営側から傷の場所や程度に関して電話連絡がありました。
その後、エンジンがかからないトラブルが発生
よくあるトラブルだそうで、携帯電話端末の再起動、それでも解決しない場合は、アプリの再インストールを勧められました。
クルマとスマホをBluetooth接続している為、なかなか安定しないのでしょう。
返却・清算
燃料の満タン返却は不要です。（その代わり、乗車時も満タンではないです。）
エンジンを停止し、降車後、アプリを起動し、ドアを施錠します。
「利用を終了する」をタップした後「車両を返却する」をタップして車の返却は終了です。
途中で給油が必要になった場合は、車内に搭載された給油カードでガソリン補給します。
※ENEOS、ESSO、Mobil等のガソリンスタンドで利用可能なカードなので、一部利用できないガソリンスタンドがある為、注意が必要です。
注意事項
- 乗り捨て（ワンウェイ）はできません。
- オプションで「免責補償制度」・「トヨタレンタカー安心Wプラン」・「ETCカード」・「JAF会員証」・「チャイルドシート」のサービスを付帯させる事が可能です。
- 入会金・月額料金は不要です。
- 燃料代は車両返却後、走行距離から算出した金額が請求されます。
- 返却時間に間に合わない場合は、事前にアプリで延長する事が可能です。
- 同乗者の運転はできません。ただし、出発店舗に同乗者の運転免許証の提示をすることで可能となります。
チョクノリのメリット・デメリット
今回利用した中で、メリットとデメリットを以下にまとめました。
メリット
- 店頭予約等が不要で、人と会わずに利用可能
- 予約時間の変更も1時間前までアプリから簡単にできる。
- 事前に予約する際に、予約車種を選択する事が出来る。
- 満タン返し不要なので、ガソリンスタンドを探す手間がなくなる。
デメリット
- 車両の施錠・開錠をアプリから行うため、わざわざスマホを取り出し、アプリを起動しなければならない。
- クルーズコントロールや給油口の開け方など、店員から教えてもらえない。
- スマホの充電が切れたら、施錠・開錠・エンジン始動ができなくなる。
- 選べる車種が少ない。（私の住んでいる地域では、ヤリスとプリウスだけでした）
- 利用前に注意事項を頭に入れておく必要がある。
- 他のレンタカーサービスと比べて料金面はほぼ同程度。
利用前にこちらの動画を閲覧しておくと、スムーズに手続きが可能になると思います。
まとめ
トヨタレンタカーの新サービス「チョクノリ！」を利用してみましたが、このコロナ禍の状況で「スタッフと対面」せずレンタカーを利用できるのは、時代に即したシステムだと思いました。
まだ始まって間もないサービスなのでまだまだ課題がありますが、今後の改善を期待したいです。
例えば、「スープラ」や「ランドクルーザー」などの趣味性の高い車や、「ハイラックス」などの大きな荷物も運ぶことが出来る車がラインナップされると活発に利用されることになると思いますので、こういったサービスは今後も拡充していくでしょう。
シェアリングエコノミーなど新しいモビリティが求められる状況が変化しつつある状況です。
所有車稼働率がわずか1割程度というニュースもありましたが、車を所有する事の経済的合理性が問われる中、消費者である我々も賢い選択をしていく必要があります。