支出の最適化

【20代~30代向け】着実に貯金する方法(基礎編)

2021年8月16日

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ちゃんと貯金できてるんか?貯金は大事やで。

貯金したいけど、全然増えない・・・どころか、減っている

どうすればしっかりと貯金できるの?

そんな悩みをお持ちの方、きっと多いと思います。

特に、社会人になって数年後に友人と会話する中で、貯金額に言及することもあると思います。

また、「もうすぐ結婚」または「結婚したばかり」という、20代~30代の方が貯金に対して悩みを抱えていると思います。

今回は主に20代~30代の方向けに「着実に貯金するためのポイント」をお伝えしたいと思います。

結論:お金を貯める「メカニズム」が重要

さて、あなたは今までどんな貯め方をしてきましたか?

この記事をご覧の方が、「貯金が苦手」という前提でお話ししますが、特に何も考えず普通に使って、残った分を貯金に回すといった感じですよね。

もし、これに当てはまるなら「貯金できない生活習慣が身についている」可能性が高いです。

なぜなら、貯金を継続するには一定の「メカニズム」を生活の中に取り込んでいく必要があります。

まずは、「お金が貯まる人の特徴」と「お金が貯まらない人の特徴」を見ていきましょう。

貯まらない人の特徴

入ったら、使う

お金が貯まらない人の特徴として、一番の要因は給与等が入ったら、まず「使う」ということです。

当月分の給与を「家賃の支払や生活費、趣味、洋服、交際費など」に「使う」わけです。

だから、いつまでたっても自転車操業の状態になってしまいます。

また、自分へのご褒美に普段から「高価なモノ」を買っていると、貯金するのは難しいです。

残った分を、貯める

そして、使わずに残った分を貯金に回します。

支出をしっかりとコントロールしてお金を使い切らないようにすれば貯金に回せます。

しかし、今お金が貯まっていないのであれば、支出をコントロールできていないということになります。

お金を使い切ってしまったら、貯金に回すのは「ゼロ」になります。

あればあるだけ使う

つまり、「あればあるだけ使う」という生活習慣が身についています。

でも、安心してください。おそらく多くの人がこのような状態になっているため貯金できていないのです。

日本人の給与自体が上がらず、税金ばかりが上がっていく世の中で貯金していくことは並大抵のことではありません。

でもそんな中でも、貯金できている人は着実に貯金しています。

そんな人とはどのような違いがあるのでしょうか?では、次の「貯まる人の特徴」を見ていきましょう

貯まる人の特徴

入ったら、貯める

「貯まる人」は給料等が入ったら、まず貯金に回します。

貯金用口座を別に持っていたり、様々な工夫をしている人もいます。

残った分を、使う

そして残った分を、先ほどのような「 家賃の支払や生活費、趣味、洋服、交際費など 」に使います。

「貯まる人」は支出のコントロールができているため、不意の出費(結婚式の祝儀など)にも柔軟に対応ができます。

ここで使い切れなかったお金が更に貯金に回ります。

確実に貯金に回せる

「支出を低くして、残ったら貯金」という流れではなく、「先に貯金して、残った分の範囲内で支出する」といった流れをとっているため、毎月ほぼ確実に貯金できていることになります。

毎月の貯金額は1~2万円くらいだったとしても、長く続けていけば大きな金額になっていることでしょう。

貯まる人は、このような「最初にまず貯金に回すメカニズム」をしっかりと構築しています。

このメカニズムを「強制力」とも言い、結婚や出産、住宅購入などの大きなライフイベントに対しても余裕ある対応ができるようになります。

どうやって「メカニズム」を作るのか?

「メカニズム」 には、難しい知識や資格が必要なものではありません。

今貯金ができていない人は、「給与天引き」か「口座引落し」のように、毎月強制的にお金が貯蓄口座へ移されていく方法がベストだと思います。

参考に以下のような制度を活用して「メカニズム」を作っていきましょう。

財形貯蓄

企業の福利厚生制度の一つで、給与天引きで確実に貯金をしていくことができます。

税金面でのメリットもありますが、利息は普通預金と差がないケースが多いです。「給与天引きの強制貯金制度」と思っていただいて差し支えないです。

iDeCo(個人型確定拠出年金制度)

国が用意している、 公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度の1つです。

公的年金と異なり、加入は任意となります。加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。

ただし「原則60歳まで引き出し不可」という制限がありますので、老後の資金対策として活用することが適切です。

勤務先企業によって加入できないケースもありますので、会社の給与担当者に手続きを確認するなどの手間が生じます。

つみたてNISA

こちらも国が用意している制度です。

毎月一定額を積み立てて、主に投資信託などで積み立て投資を行っていきます。

その際に得られた利益が非課税となる制度です。積み立て方法は、原則口座引落しです。

つみたてNISAに関しては次の記事にて特集していますので、ご興味あればご確認ください。

【お金の増やし方】そもそも「つみたてNISA」って何のこと?

お金の増やし方】つみたてNISAをやるべき理由

できるだけ若いうちに「メカニズム」を構築しよう

今回お伝えしたような、給料等から毎月貯金に回していく「メカニズム」は、効果を実感するまでに相当程度の年月を要します。

  • 「コレをすれば一気に億り人になれた!」
  • 「副業でコレをやったら、1ヶ月で百万円稼げました!」

などの怪しい広告を見たことがある人も多いと思いますが、このようなことには決してなりません。

すごく地道にゆっくりと、しかし着実にお金が貯まっていくシステムです。

まず、「はじめは月5千円から始める」など少額からでも貯金をしていく生活習慣を身に着けていきましょう。

前述した「貯まらない人の特徴」にあてはある人は、この「メカニズム」を実践してみることが未来を変える足掛かりとなるでしょう。

20~30代は、結婚、出産、住宅購入、子供の教育費など様々なライフイベントが控えています。

ぜひ、「お金が貯まる」人になって「中長期的に必要となるお金」をしっかり準備しておきましょう。

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