人間関係

NOと言っても大丈夫!断る勇気はあなたを救う

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「NO」を言うのが苦手か?
他人の要望にばかり応えていると、心が疲弊するやろ。
自分の身は自分でしか守れんのやで。

「NO」と言うことは場合によっては非常に難しいときがあります。

いわゆる「空気を読む」ことが求められる国民性だからこそ、イヤなことでも受け入れてしまったり、現状に流されてしまったりする傾向になります。

でも、あなたの人生は有限です。

時には自分の主張を押し通すことだって必要なのです。

そこで今回は、「NOと言えない理由」と「NOと言うべき理由」について解説していきます。

NOと言えない理由

遠慮文化が根強い

遠慮は日本特有の文化です。

相手に気を配り敬意を示すことを意味していますが、自分の考えや行動を控えさせ、相手と議論することを避けるようなケースも多いです。

日本人は特に、相手にはっきりものを言わずに対立を避けることで人間関係を構築しています。

また、空気を読む文化や行間を読む文化もこういった側面を助長しています。

立場の強い人の発言に反対せず従順になることを求められる文化ですが、周りと同調することも求められる文化なので、言いたい事が言えない環境が強く形成されています。

出る杭は打たれる

日本の教育では、周りに同調し、大人の言うことを聞くのが良いことと教わります。

その結果、異質な才能を持つ者は、周囲から憎まれ、足を引っ張られます。

教育を受けてきた中で、「NOと言う」訓練を受けた人は居ないはずです。

逆にYESばかり言う人間こそがこの国では良い存在として認識されてきました。

だからこそ、この国では長時間労働がはびこっており、その異常性を当然のものとして考えてしまいます。

均質性と同質性のもたらす悪い部分と言えるでしょう。

NOと言うべき理由

あなたの意見は尊重されるべき

そもそも、あなたの意見を押し殺すようなことがあってはいけません。

もし、あなたの会社の上司や恋人がNOと言わせないような空気に追い込むような存在がいるのであれば、あなたのことを尊重していない証拠です。

そんな人間とは関係を断ち切るのが効果的です。

関係を断ち切るのは難しいかもしれませんが、長期的に見て環境を変えた方が利益が大きいと思います。

NOと言っても嫌われない

NOと言うと人間関係か壊れたり、嫌われたりすると恐れがちですよね。

しかし、明確な理由があれば、断っても相手は理解してくれるはずです。

私も飲み会の誘いはことごとく断ってきました。

無駄な金を使って、気疲れすることが嫌だったので、飲み会は行かないようにしています。

断るときは「お酒は健康に悪いから飲まないようにしている」で押し通しています。

変な言い訳を用意するのではなく、ストレートに断ってしまった方が気が楽です。

そもそも、そんなことで嫌われるような人間関係であれば、今のうちに壊しておいた方が良いでしょう。

従順であり続けても報われない

今の日本では従順であり続けても決して報われません。

長年会社に忠誠を示し続けていても、給与は上がりませんし、リストラの対象に上がることはあります。

会社があなたを守ってくれるわけではなく、自分の身は自分で守っていく必要があります。

今の上司に忠誠を尽くしたとしても、その上司が転職してしまうことだってあるのです。

従順であり続けるより、自分の価値を高めるよう努力した方が良いでしょう。

NOと言う訓練をしてみる

NOということが理想的なのに、NOと言えない人は多いと思います。

それは、訓練をしていないから、いざという時に断ることができないためです。

言い訳は要らない

言い訳をアレコレ用意して断るのはオススメしません。

誘われた場合も、「興味があります」「おもしろそうですね」というようについ話に乗ってしまいがちになりますが、結果引っ込みがつかなくなることは多いでしょう。

しっかりと、「申し訳ないですが予定があるので」とストレートに断りましょう。

全否定ではなく、相手への気遣いを忘れずに断れば、人間関係で問題が生じることはないでしょう。

NOと言うことで、新たな世界が開かれる

他人に従順に生きていると、他人の世界を生きることになります。

やりたくない事にはNOと意思表示をすることで、よりよいチャンスを得られる可能性もあります。

飲み会を断ることで、趣味の世界に浸れたり、副業の時間を確保することだってできます。

むろん与えられたタスクをこなすことを求められることがありますが、しっかりと意思表示をすることも重要なのです。

助けを求める

自分ではどうにもならない場合、助けを求めてみるのも重要です。

社内のハラスメント相談窓口や、都道府県の労働局の相談コーナー、法テラス、法務局の「みんなの人権110番」などがあります。

2020年度からは職場におけるパワハラの防止が企業に義務付けられ、ハラスメント対策も強化されています。

あなたの力になってくれる窓口を調べてみて下さい。

まとめ

NOと言うことは、心苦しいものである場合もありますが、YESと言い続けることも苦しいものです。

本当に嫌だと思うようなことがあれば、しっかりとNOと言ってもいいのです。

あなたがこれまで何度もYESと言い続けてきたのですから、同じ回数NOと言っても大丈夫です。

自分が壊れる前に、自分の身を守ってください。

自分の心に素直に生きてみることも心地いいものですよ。

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