NISA

【お金の増やし方】NISAは今からでも、今年の分を利用できるの?

2021年8月14日

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NISAを始めたいけど、「いつ始めるのがお得なの」といった疑問にお答えする内容です。

  • 「NISAを始めようと思っているけど、いつまでに手続きをすれば今年の枠も使えるの?」
  • 「NISAの口座開設にどれくらい時間がかかるの?」

こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

年末付近に開始する場合は注意点がありますので、ぜひチェックしておいてください。

※今回は、投資未経験者・初心者を想定して解説します。

関連記事を下記に掲載しておきます。

NISAの「1年」とは?

NISAは毎年一定額の投資枠が付与され、一定期間内に得られた利益部分が非課税になる制度です。

(一般NISAは年間120万円まで・5年間、つみたてNISAは年間40万円まで・20年間)

1年の区切りは「1月~12月」です。

今始めようと思っても前年分を遡って使いたいなどはできないので、注意してください。

年度内にNISAを使用するには証券会社にて「NISA専用口座を開設」し、実際に「投資商品を購入する」まで完了していなければなりません。

手続きにかかる時間

NISAの口座開設が完了して投資ができるようになるまで、どの程度の時間を見積もっておけば良いでしょうか?

下記は証券会社に既に口座があることを前提に進めていきます。

手続きの流れ

  1. WEB上でNISA開始手続きをする。※有人店舗では面談予約または資料請求が必要なケースがあります。
  2. 必要事項の入力、必要書類の提出(本人確認書類+マイナンバー)※すでにマイナンバー登録済みの場合は、マイナンバーは不要
  3. 「NISA口座」の仮開設
  4. 税務署におけるNISA口座開設審査(1~2週間程度かかります)
  5. 「NISA口座」開設完了
  6. 「投資商品」買付(積立開始)

手続きにかかる時間

結論から言うと、最短でも2~3週間くらいかかると想定していてください。

どうしても「税務署の審査」が1~2週間程度かかるため、時間が掛かってしまいます。

また、証券会社によっては郵送での手続きなどがある場合、「金融機関からの発送にかかる時間」「返送する際にかかる時間」も加わるため、もっと長くなるでしょう。

いつまでに手続きを始めれば良い?

10月中には手続きを開始すべき

前述の通りですが、おおむね2~3週間はNISA口座開設に時間がかかります。

また、書類の不備等があればさらに時間が掛かるケースが予測されますし、そもそもマイナンバーカードが手元にない状態では手続きを進めることができません。

場合によっては、 「個人番号記載有りの住民票写し」 を提出することで代用することもできますが、役所に行って手続きをする時間(特に平日昼間しか空いてない)も考えると、10月中には手続きを開始しなければ、その年度のNISA枠を使うことができない可能性が高いです。

余裕をもったスケジュールで手続きを進めましょう。

まとめ

NISAは始める時の手続きがやや煩雑であったり、上記のように時間がかかるので、途中で諦めてしまう方もいます。

ですが、今回かけた手間以上のリターンをもたらす大チャンスだという事です。

また、つみたてNISAの場合、初回につみたて設定をしてしまえば、あとは「放置」で大丈夫です。日々の株価チェックなども必要ありませんし、日常の生活の中で投資の事ばかり考えてしまうということもありません。

つまり、口座開設さえしてしまえば、後はそれほど面倒ごとはありません。

当ブログでは「SBI証券」や「楽天証券」などのネット証券での口座開設をお勧めしています。投資商品が幅広い範囲から選択することができ、手数料が安いファンドの取り扱いが多いためです。

ぜひ、NISAの制度を使って少しずつ投資にチャレンジしていきましょう。

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