リモコンどこ行ったって部屋中探すことあるやろ?そんな時にはスマートリモコンの出番や。スマホで家電を操作できるで。
スマート家電やスマートホームというと、対応機器に買い換えなければ使えないイメージがありますが、実は「スマートリモコン」を利用することで、既存のテレビやエアコンをそのままスマート化できます。
例えば、
- テレビやエアコンのリモコンを部屋中探すことが多い
- 家電が多く、その分リモコンが多くなって煩雑
- 外出先からも家電を操作したい
- リモコンの電池交換が面倒
- 声で家電を操作したい(※別途、スマートスピーカーが必要です)
こんな悩みを持つ方にオススメの記事です。
この記事では「Nature Remoとは何か」、「Nature Remoを使うと何ができるか」というポイントを解説していきます。
現在スマートリモコンに興味がある、 Nature Remo を買おうか悩んでいる方にこの記事が参考に慣れば幸いです。
Nature Remoって何?
Nature Remoとは、Nature社が開発するスマートリモコンです。
Wifiにつなぎ、家電を登録することでスマホから家電の操作ができます。
赤外線方式のリモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用可能です。
例えば、エアコン、テレビ、照明、扇風機等をNature Remoを使って操作できます。
Nature Remoは、現在4つのタイプが販売されており、違いは以下の表をご覧ください。
Nature Remo 3 Remo-1W3 | Nature Remo mini 2 Remo-2B2/Remo-2W2 | Nature Remo mini Remo-2W1 | |
---|---|---|---|
センサー | 温度センサー | 温度センサー | 温度センサー |
湿度センサー | ー | ー | |
照度センサー | ー | ー | |
人感センサー | ー | ー | |
サイズ | 70 x 70 x 18mm | 58 x 58 x 16 mm | 58 x 58 x 15.6mm |
重さ | 約40g | 約 23g | 約29g |
赤外線強度 | - | Nature Remo 3の1.5倍(2B2) Nature Remo 3と同等(2W2) | Nature Remo 3の0.5倍 |
通信 | Wi-Fi 802.11 b/g/n | Wi-Fi 802.11 b/g/n | Wi-Fi 802.11 b/g/n |
赤外線 | 赤外線 | 赤外線 | |
付属品 | 本体 | 本体 | 本体 |
電源ケーブル(2m) | USBケーブル(1.5m) | USBケーブル(1.5m) | |
電源アダプター | ー | ー | |
両面テープ | 壁掛け穴 | 壁掛け穴 | |
取扱説明書 | 取扱説明書 | 取扱説明書 |
それぞれの製品の違いとしては、搭載しているセンサー類、サイズ、重さ、赤外線の強度です。
Nature Remoにはセンサーで検知した状態に応じて操作を自動化できる機能が備わっています。
暗くなったら照明をつけたり、人がなかったら自動で電源をOFFにしたりできます。
また、温度や湿度が一定以上になったらエアコンを付けたりすることもできます。
どのモデルを購入するかは利用用途に合わせて決めるのが良いと思いますが、さまざまな家電を柔軟に操作したいという方はフラッグシップモデルの「Nature remo 3」を買うことをおすすめします。
まずはお試しに導入したいということであれば、 エントリーモデルの「Nature Remo mini」がオススメです。
私は2年ほど前から「Nature Remo mini」を導入しています。
Nature Remoで何ができる?
テレビ・エアコンの操作
Nature Remoを利用することで、スマホからテレビのチャンネル/音量操作、エアコンの電源ON/OFFや温度調整ができます。
また、外出先でもスマホアプリを使って、家電を操作することができます。
例えば、帰宅前にエアコンをつけておき、自宅を快適な室温にしておくことや、エアコンを消し忘れても外出先から消すことができます。
赤外線方式のリモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用可能です。
オートメーション機能
GPSやタイマー、Nature Remoに搭載された各種センサーを使って、家電を自動で操作することができます。
例えば、
- 家に近づいたら、エアコンをつける
- 家から離れたら、エアコンを消す
- 毎日指定の時間にテレビをつける
- 指定の温度になったら、エアコンをつける
- 人がいなくなったら、全ての家電を消す(人感センサー搭載のNature Remo 3の場合)
このような操作をすることができます。
スマートスピーカーと連携して声で操作
Google Home (グーグルホーム)、Amazon Echo (アマゾンエコー)、 Apple HomePod (アップルホームポッド) などのスマートスピーカーと連携させることで、音声で家電を操作できるようになります。
テレビのチャンネルを変更したり、音量を上げたり、エアコンの操作を声だけで操作できるようになると非常に便利です。
特に、料理や子育てに追われている方には、非常にオススメできる機能ですね。
それに寒い朝、布団から出ることなく「OK Google、エアコンをつけて」と言って、エアコンなどをつけることができます。
私の場合はGoogle Nest Hubと連携させて運用しています。
Google Nestとの連携については以下の記事にまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。
Nature Remoの注意点
Wi-Fi環境が必須
Nature RemoはWi-Fi経由でインターネット接続をして、登録した家電を操作します。
そのため、家にWi-Fiがないという方はまずそちらを用意する必要があります。
反応がない・遅いことがある
Nature Remoを設置する場所にもよりますが、赤外線が届かず、指示ができないことがあります。
設置する際は遮蔽物のなるべく少ない場所に設置する必要があります。
また、 スマホからNature社のサーバー経由で指示が飛ぶため、通信状況によっては遅延することがあります。
サーバーが落ちたら使えない
スマートリモコンはスマホから直接、家電を操作することはできません。
スマホからNature社のサーバーに指示→Wi-Fiを使ってスマートリモコンに指示→スマートリモコンから発する赤外線で各家電を操作するというのが基本的な仕組みです。
そのため、 Nature社のサーバーに障害が発生すると使えなくなります。
また、スマートリモコンの提供会社が経営状況の悪化等を理由に、倒産や事業から撤退するようなことがあれば、このサーバー自体も維持することはできなくなるでしょう。
そのため、スマートリモコンを選ぶ際は、提供会社の存続の可能性も考慮する必要がありそうです。
まとめ
テレビやエアコン、照明など複数のリモコンがあると、あちこちに散らばりがちですが、それをスマホひとつにまとめられるのがスマートリモコンの大きな魅力です。
既存の家電を買い換える必要もなく、気軽に導入できるのがスマートリモコンです。
また、スマートスピーカーとの連携でさらに便利になり、生活の質が向上することは間違いありません。
スマートホームのへ第一歩として、まずはスマートリモコンから試してみてはいかかでしょうか。
気になっている方はぜひ購入を検討してみてください。