日本人の年収の話や。
今の日本で生き残るために現実を直視せなあかん。
今の日本は厳しい経済情勢下にあることは周知の事実だと思います。
そんな中、日本人の年収は気になる情報ですよね。
結論から言うと、日本人の年収は次のようになっています。
日本人の年収
・日本人の平均年収は436万円
・日本人の年収の中央値は370万円
男女別では、男性425万円、女性315万円でした。(いずれも中央値)
そこで今回の記事では日本人の年収の現実を知り、この日本で生き残るための戦略を考えていきます。
平均ではなく、中央値を見なければ実態は分からない
中央値とは、データを大きい順に並べた時の中央の値のことを指します。
年収は下限はありますが、上限はありません。
ソフトバンクの孫正義社長の年収は93億です。
このようなおかしい数字を入れて計算してしまっては、一般的な感覚から大きく外れてしまうことになります。
年収のリアルを知るには、平均値ではなく、中央値を見ていくことが重要です。
年収の中央値
2021年最新のデータによると、年収の中央値は次のようになっています。
平均よりも低い中央値
日本人の年収の中央値は370万円
厚生労働省『賃金構造基本統計調査』によると、このような数字になりました。
次に男女別の中央値を見ていきましょう。
男女格差が目立つ
男性の年収の中央値 425万円
女性の年収の中央値 315万円
令和元年分民間給与実態統計調査によると、日本人全体の平均給与は436万円だったため、大きな差があることが分かります。
女性の場合は、パートや非正規雇用などの影響から中央値が低くなっているものと思われます。
年代別・男女別の年収の中央値
厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の結果をもとに、棒グラフにまとめた結果がこちらです。
男性は50代にかけて緩やかに年収が上昇しているものの、女性は300万円台を前後していることが分かります。
男性は30代前後になると管理職になったり昇進したりと給与UPのイベントが重なるのに対し、女性は結婚や出産で職場を離れた後非正規雇用で働く人が増えるため、このような結果になっていると考えられます。
非正規社員の年収の中央値
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(令和元年)、国税庁の「民間給与実態統計調査結果」(令和元年)をもとに非正規社員の年収の中央値を算出した結果がこちらです。
非正規社員の年収の中央値 230万円程度
ちなみに、正規社員の年収の中央値が410万円程度であったため、非正規社員の扱いの酷さが分かります。
同一労働同一賃金の原則からは程遠い結果になっていることが分かります。
生き残り戦略
酷い現実を直視したところで、生活を改善することはできません。
この現実に対して我々が取ることの出来る対策について考えていきましょう。
給与を上げる&転職する
最も現実的な手段が今の会社で評価を高め、昇格や昇進などによりベースアップを実現することです。
しかし、勤めている会社の将来性に期待できないといった人も居るでしょう。
そんな方は、転職をすることを検討してみて下さい。
この際、転職エージェントを使って、自分自身の市場価値を確かめてみることも重要です。
まずは、無料でできるポジウィルキャリアのキャリア相談から実施してみることをオススメします。
転職エージェントとは異なり、ポジウィルキャリアはユーザーに寄り添った相談をしてくれます。
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転職はリスクが伴いますが、転職活動はノーリスクで始められます。
副業を開始する
本業は今まで通り続けて、副業を開始することも有効です。
とはいえ、副業って何をすればいいのかわかりませんよね。
そんな人は、プログラミングの勉強をしてみることをおススメします。
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まずは無料体験や、無料キャリアカウンセリングに申し込んでみて下さい。
こちらの記事でもプログラミングスクールの詳細を記していますので、ぜひご覧ください。
投資を始めてみる
投資をしていない人はあらゆるリスクを抱えて生きていることを自覚すべきです。
お金を増やすことだけではなく、お金を守るためにも投資は必須です。
給与が上がると言っても、年数千円程度の昇進だけで、将来を見通すことは非常に難しいですよね。
投資の世界では年5%の利回りを実現するのに、それほど大きなリスクを取らずに挑戦することが可能な世界です。
こちらの記事で詳細を記していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
年収の中央値について解説してきましたが、最も重要なことは将来を見通すことです。
今の収入を上げることだけに囚われず、節約や投資をしていきながら生活の質を少しずつ改善していくことにチャレンジしていってください。
SNS全盛の時代ですから、この世の中は嘘も含めあらゆる情報があふれています。
「簡単に稼げる」「月収○○万」など甘い言葉に踊らされず、堅実な方法でチャレンジしていくことをオススメします。
貯金額や節約に関する記事もありますので、こちらもご覧ください。