ワシは今年で結婚生活10年目や。
正直にいうと、結婚生活は「金」が全てや。
「金」がないと最初から最後まで上手くいかんのが結婚ってもんや。
救いようのない残酷な現実をお伝えします。
結婚生活には「金」が必要です。
正確には、将来も継続的・安定的に収入が得られることが条件となりますが、今回はなぜこのような結論になったのかという理由を深堀して確認していきます。
給与は上がらず、リストラのリスクにさらされながらも生きる社会人にとって非常に耳の痛い話ですが、最後までお付き合いください。
また、こんな残酷な世の中を生き抜く術も解説していきますので、ぜひ参考にしていってください。
低年収だと結婚できない事実
そもそも恋愛する金がない
こちらの調査によると、交際相手すらいない人が2010年代から急増しています。
よく言う若者の「恋愛離れ」といったところですが、そもそも金がないことが起因していると考えられます。
金があれば、出会いの場に赴くことができますが、金がなければそもそもそのような場に身を置くこともできません。
また、近年拡大しているマッチングアプリも「金」がかかります。
つまり、「金」がなければ交際相手も満足に得られず、自由恋愛の市場では「負け組」として生きていかなければなりません。
男性は金さえあれば結婚できる
こちらのデータによると、金があればあるほど結婚しやすいという残酷な傾向が見て取れます。
現在は未婚率が上がっていることが叫ばれ、少子化対策などでさまざまな政策が実行されています。
しかし、本質は金がないから結婚もできず、子供も作れないということに気付くべきなのです。
この日本で必要な少子化対策は保育所の設置ではなく、継続的で安定的な給与が得られやすい環境作りであるということは間違いありません。
そもそも結婚できる人は少数派
女性が高年収を求める理由
女性は結婚相手の条件として年収を重視する傾向にありますが、そもそも世の女性たちは男性の年収の中央値を知りません。
そのため、現実が理解できずミスマッチが起こっているのです。
確かに1千万プレイヤーも中にはいるでしょうが、そんな人はごく少数です。
女性は出産や育児などで働けない期間があることを前提に相手選びをしていますが、そもそもその金額を若いうちから貯蓄しておくなどして自分で対策をしておくべきだと思います。
他人の稼ぎをあてにせず、自分一人でも生きていけるだけの貯蓄や資産を形成していかなければなりません。
平均年収と年収の中央値については、次の記事でまとめていますので、こちらもご覧ください。
女性は金があれば結婚しなくなる
上の図は、正社員男女の平均年収を未婚者と既婚者で比べたグラフです。
男性は金があるほど結婚していますが、女性は逆のグラフを描いています。
女性の場合、家事や育児などで仕事に支障が出るため、仕事を優先した結果だと思います。
この傾向は人生の選択なので、とやかく言うつもりはないですが、昔のように男性の稼ぎだけで一家を支えるといった旧来の価値観が完全に終わったとみても良いでしょう。
時代の変遷に対して、我々もそれに追随していかなければなりません。
それだけ、結婚というシステムが時代遅れの産物になってしまっているということです。
独身者は貯金もできない
貯金額をみても単身世帯の貯金額の中央値は惨憺たる状況です。
単身世帯 | 二人以上世帯 | |
30代の貯金額の中央値 | 70万円 | 400万円 |
40代の貯金額の中央値 | 40万円 | 520万円 |
50代の貯金額の中央値 | 30万円 | 800万円 |
調査の結果の詳細に関しては、次の記事で詳しく解説しています。
冒頭で申し上げた、金があれば結婚生活は上手くいく理由がここにあります。
むろん独身者は趣味などにお金を費やしているのかもしれませんが、この将来が不透明な時代に浪費する人ばかりではないでしょう。
金がなければ結婚できず、貯金すらままならない状況であるということです。
生存戦略を考える
1人で生きていけるだけの力を持つ
こんな世の中では生存戦略を考えていかなければなりません。
結婚するにせよ、独身で生きるにせよ、一人でも生きていけるだけの戦略を練っておく必要があります。
昭和の時代とは異なり、結婚の持つ意味合いは全く異なる概念となっています。
副業や投資、転職をすることで自らの市場価値を高め、この激動の時代を生き抜いていく必要があります。
生き残り戦略についてはこちらの記事でまとめていますので、ご覧ください。
まとめ
結婚の持つ意味は昔とは全く異なるものになりました。
男女問わず、結婚の前に自らが一人でも生き抜いていくだけの力を得る必要があります。
結婚したからといって幸せになれるとは限りません。
お金に対する向き合い方を今一度考え直すことで、自らの生き方を見つめ直すきっかけにしてください。
継続・安定した収入を得られるように、これからも努力していきましょう。