ブラック企業に勤めてる人は転職した方がええで。
若い人の方が転職しやすいことを忘れんなよ。
就職でも転職でも気を付けなければいけないのは、ブラック企業の存在です。
私自身もブラック企業に転職してしまい過酷な環境で働いてきました。
責任感という名のサービス残業を繰り返し、家にも仕事を持ち帰り、身体も心もボロボロになっていました。
そんな私も今では超ホワイト企業で仕事ができています。
そこで今回は、ブラック企業を辞めるべき理由と見分け方を解説した上で、適切な辞め方についても解説していきます。
この記事をオススメしたい人
- 今働いている企業がブラック企業か知りたい
- ブラック企業の特徴や見分け方を知りたい
- ブラック企業を今すぐ辞めたい
こんな人にオススメの記事となっています。
ブラック企業を辞めるべき理由
ブラック企業の特徴
ブラック企業とは、極端な長時間労働や過剰なノルマ、残業代・給与等の賃金不払、ハラスメント行為が横行するなどコンプライアンス意識が著しく低く、離職率が高い、若者の「使い捨て」が疑われる企業の総称とされています。
ブラック企業に勤め続けることで、心身の健康を失うだけではなく、次のような影響があります。
- 年収が上がらず年齢だけが上がる
- 転職の際にアピールできるスキルがない
- 友人関係が疎遠になり孤独になる
身体が資本のサラリーマンにとって、健康は第一条件であることは周知のとおりです。
ですが、多くの人はそれ以外の面に目を向けていません。
次に、ブラック企業に勤め続けるとどうなってしまうのかを解説していきます。
年収が上がらず年齢だけが上がる
あなたの時間は限りあるものです。
その貴重な時間をブラック企業に勤め続けることで、無駄にしてしまいます。
就職や転職は若い方が有利です。
管理職向けや即戦力募集の求人もありますので一概には言えませんが、全体的に見れば若い人の方が転職しやすいことは間違いありません。
今の会社を辞めにくいと思っているかもしれませんが、採用に年齢制限がある会社もあるので、いざ転職しようとしたときに年齢制限に引っかかるなんて目も当てられません。
年収が上がらず、年齢だけ上がるような状況は避けなければなりません。
転職の際にアピールできるスキルがない
ブラック企業は雑務だったり、特に必要のない資料を作らされたりと無駄な仕事が多いです。
これでは転職の際にアピールできるスキルが身に付きません。
毎日やりがいの感じられないExcel作業を繰り返して、疲労を積み重ねる日々を過ごしている方も多いと思います。
当然ですが、仕事に余裕があった方が、専門的なスキルや技術を身に着けることができます。
また、業務終了後に資格や興味のある分野の勉強もできる時間もあります。
ホワイト企業で働き勉強を重ねてきた人と、ブラック企業に勤め続けた人のスキルの差は歴然です。
残酷かもしれませんが、労働時間とスキルは比例しません。
友人関係が疎遠になり孤独になる
ブラック企業で働くと、長時間労働や休日出勤で自由時間がなくなるのは当たり前です。
そうした状況が続くと、友人や恋愛でも人間関係が悪化することになります。
社会人の休みは、学生の頃と違ってあっという間です。
休日出勤をしていては、家族との時間も無くなり、趣味の時間も確保できないどころか、友人関係の維持もままなりません。
人間関係を壊してまで働く価値のある職場なのですか?
ブラック企業の見分け方
ブラック企業リスト
長時間労働や賃金不払いなど、法令違反犯した企業は「労働基準関係法令違反に係る公表事案」として、厚生労働省および都道府県労働局のHPに一定期間掲載されることになっています。
ここに掲載されている企業は間違いなくブラック企業です。
他にも、毎年の一番のブラック企業を決める「ブラック企業大賞」なども民間から発表されています。
求人票や求人サイトの記載
求人票や求人サイトの記載にもブラック企業かどうかを判断するポイントがあります。
次のような項目がある場合は要注意です。
- 常に求人サイトに掲載されている
- 面接回数が少ない
- 「アットホーム」な社風をアピールしている
- 年間休日が少ない(年間休日105日など)
転職口コミサイト
求人票を見ても判断できないことも多いです。
そんな時は、次のような転職口コミサイトを見てみましょう。
- OpenWork
- 転職会議
- キャリコネ
- カイシャの評判
転職者や在職者、元社員が書き込みをしているため、リアルな情報が記載されていることがあります。
ただ、情報には偏りがあったり、主観的な意見だったりと役に立たない場合も多いです。
話半分に聞きつつも、参考になる情報も多いので、一度検索してみて総合的に判断することが有効です。
ブラック企業の適切な辞め方
退職代行サービスを使う
トラブルなく退職できれば良いですが、大抵の場合ひと悶着起こります。
また、無事退職できたとしても、元居た企業で退職手続きを行ってくれず、新しい転職先で手続きができないといったケースも起こります。
私の場合は、離職票の手続きが遅れ、退職後に何度も元居たブラック企業に電話連絡して催促しなければなりませんでした。
こうしたリスクも考えられるので、しっかりとした退職代行サービスを利用しましょう。
ただし、最近では悪質業者も退職代行サービスに参入しています。
退職110番のようなさまざまな労働問題に対するノウハウを有し、法律上のトラブルにたいしても対応できる国家資格の弁護士が行っているサービスであれば安心できます。
そもそも、退職代行サービスは弁護士資格がないと対処できないことが多々あります。
そのため、弁護士資格を有しない業者は「弁護士監修」や「顧問弁護士」と誤魔化すような悪徳企業の場合があります。
退職代行サービスを利用するなら、弁護士法人が運営する退職110番をおススメします。
給与に関する脅しは労働基準監督署へ相談
退職の意思を伝えると、給料や残業が未払いにもかかわらず、支払いを拒否するブラック企業もあります。
実際に働いているのに給料が支払われないのであれば、労働基準監督署に相談してください。
労働基準監督署は労働者の味方です。
何か問題を抱えている場合は遠慮なく労働基準監督署に相談してください。
まとめ
- 「コロナ禍の今、転職先なんて見つからないぞ。」
- 「雇ってもらっているだけでありがたいんだから、もう少し我慢して勤めてみたら。」
こうしたアドバイスは完全に間違ったアドバイスなので無視してください。
例えば、あなたが通り魔から切りかかられているのに、我慢しろという人は居ないでしょう。
心や身体にダメージを負っているのに、我慢して働き続けて自分をこれ以上傷つけないでください。
ブラック企業はこの世から撲滅されるべき存在です。
あなたが尽くし続ける価値のない企業なので、早々に転職してしまうことをおススメします。
この世の中にはホワイト企業もたくさんありますし、私もホワイト企業に転職できたわけなので、これ以上ブラック企業で消耗する日々は終わりにしましょう。
ブラック企業を辞めたい場合は、弁護士法人が運営する退職110番をおススメします。