ふとマネーフォワードの画面を開いて、少し驚きました。
気が付けば、総資産が5000万円の壁を越え、正確には「5400万円」に到達していたからです。

資産5000万円といえば、世間一般では「準富裕層」と呼ばれる層に入ります。
でも、達成した今の率直な感想を言うなら……「特に何もない。ただの数字だな」というのが本音です。
一気に宝くじが当たったわけではなく、毎日の積み重ねの結果なので、劇的な感慨があまり湧かないのだと思います。
来年40歳という人生の節目を迎える前に、なぜ私がここまで来られたのか。
今回はそのリアルな過程と、お金に対する率直な思いをブログに整理しておこうと思います。
スタートは手取り20万。家賃で半分が消える極貧時代
今の状況だけを見ると、「どうせ最初から高収入のエリートだったんでしょ?」と思われるかもしれません。
確かにここ数年は年収1000万円を超えていますが、私のスタートラインはごく普通の会社員でした。
20代の頃は手取り20万円。
そのうち半分は家賃で消えていくという、かなりカツカツの生活を送っていました。
マジでお金がなかった。その極貧時代の経験が骨の髄まで染み付いているせいで、今でも根っからのケチなのだと思います。
昔は高級車に乗っていた時期もありましたが、結局売却しました。
今では見栄のためのハイブランドには全く興味がなくなり、日々の筋トレで鍛え上げた体にしっかりフィットするかどうかという「機能性」と「着心地」だけで服を選ぶようになっています。
この「お金を使わない強力な防衛本能」が、すべての資産形成の土台になっているのは間違いありません。
資産500万からの大逆転。2020年の決断と7年間の軌跡
私が本格的に投資をスタートしたのは2020年の初頭です。
その頃の全財産は、おそらく現金で500万円くらいしかなかったと思います。
転機はYouTubeで「両学長」の動画に出会ったことでした。
そこからお金の重要性を根本から学び直し、行動に移しました。
折しもコロナショックが市場を襲ったタイミング。
世間がパニックになって株を手放す中、私はVYMなどの高配当株式やインデックスファンドを愚直に買いあさりました。
そこから約7年。
日々の生活を見直し、入金力を高め、相場に一喜一憂せずにただひたすら積み立てを継続した結果が、現在の5400万円です。
もちろん、ここ数年の株式相場が異常なほど良かったこと、そして円安の恩恵を受けたことは事実です。
私は間違いなく「幸運な一握り」の人間だと思います。
独身貴族ではない。家族を持ち、ローンを抱えながらの資産形成
資産5000万と聞くと、実家暮らしの独身や、極端な仙人生活を想像する人もいるかもしれません。
しかし、私は結婚もしていますし、今年中学生になる子供もいます。
都内にマンションも購入しており、住宅ローンもまだ1000万円ちょっと残っている状態です。
決してすべてを切り詰めているわけではありません。
毎年家族で旅行に行きますし、屋久島でのトレッキングなど、自分が価値を感じる一次体験にはかなりのお金を使っています。
それでも資産が拡大し続けているのは、収入が支出を上回る強固な仕組みができていることと、「お金のかからない幸福」を知っているからです。
毎日の筋力トレーニング、サウナでの静かな時間、そして歴史的建造物を巡る一人旅。
自分の魂が喜ぶ趣味は、実はお金がほとんどかかりません。
「足るを知る」という感覚を持てたことが、最大の勝因だった気がします。
5000万到達後のリアルと、これからの人生
これだけの資産があれば、もし今積み立てを完全に辞めたとしても、複利の力だけでいずれ「億り人」になれる計算です。
とはいえ、投資は完全に生活の一部になっているので、どうせこれからも自動的に積み立てていくのだと思います。
おそらく45歳くらいの時に「気づいたら1億円達成してた」とこのブログに書いている気がします。
私のような人生が、客観的に見て幸せなのかどうかは分かりません。
お金を失うかもしれないという新たな恐怖も生まれましたし、節約が染み付きすぎて上手にお金を使えないというジレンマにも陥っています。
ただ一つだけ断言できるのは、「お金はないより、絶対にあったほうが幸せだ」ということです。
心に宿る安心感の次元が全く違います。
これから先、大暴落が来るかもしれないし、為替がどうなるかも読めません。
だからこそ、自分を過信せず、調子に乗らず、淡々と今できることを続けるだけです。
もし、このブログを読んで「自分も一歩踏み出してみよう」と思う人がいれば嬉しく思います。
私の30代の迷いや苦しみ、失敗、そして大きな決断の記録はこのブログにたくさん詰まっています。
再現性高く私と同じような資産を築くためのヒントとして、ぜひ過去の記事も参考にしてみてください。