昔の僕は、休日といえば朝から晩までゲーム。昼過ぎに起きて、何をするでもなくスマホをいじって、気づいたら夜。自己嫌悪に沈むけど、また同じ週末がやってくる。
そんな生活がもったいないなんて、当時は一度も思わなかった。
だって、疲れてたし、何よりお金もなかった。
でも、30代後半になった今、時間の感じ方が全然違う。
「この週末、どう使おう?」と考えるのが楽しみになった。
何が変わったのか?
ひとことで言えば、「体験の価値」が上がった。
若い頃は、体力があっても金がない。
だから無料の娯楽、例えばゲームやネットサーフィンに頼ってた。
今はある程度お金も自由もある。
そのぶん「何を体験するか」「誰と過ごすか」を、自分で選べるようになった。
例えば、自分の場合
例えば、最近の週末。
土曜朝はジムで汗を流す
ジム帰りにお気に入りの小料理屋で昼食
午後はF1を観ながらストレッチとフォームローラー
日曜はカラオケで声を出し、焼肉ランチからのサウナと夕食
一見すると、ただの中年の趣味のように見えるかもしれない。
でも、僕にとっては「ちゃんと味わう時間」になっている。
ゲームもスマホも否定はしない。
僕も今でもたまにゲームする。
ただ、そこに“無意識に吸い込まれていた自分”と、“今の自分”の違いをはっきり感じる。
何に時間を使うかは、「どう生きたいか」と直結している。
そしてその答えは、20代ではわからなくても大丈夫。
大切なのは、いつかその感覚に“気づくこと”。
最後に
時間は無限じゃない。
でも、「限られている」と気づいた瞬間から、味わい方が変わる。
もし今、なんとなく日々を過ごしているなら、ちょっとだけ自分に問いかけてみてほしい。
> 「自分は、誰にも縛られずに、何をして生きていたいんだろう?」
そこから何かが、変わり始めるかもしれない。