「節約が全然続かない」「家計簿をつけても3日坊主」などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
ちなみに私は、社会人として働き始めて10年間で1千万円貯める事ができました。
しかも、全く苦にすることなく続ける事ができています。
これは、とある「思考方法」による効果が大きいと思っています。
結論から言ってしまうと、「衝動買いをしない」と「時給換算して考える」という思考法です
衝動買いをしない
1週間たって購買意欲が下がるのを待つ
思わず欲しくなり、買いたくなったら買うのを少なくとも1週間は我慢しましょう。
その時に欲しいと思っても、時間がたつとそこまで興味がなくなることもあります。
また、時間をかけて考えることで、他にもっと自分に合ったものが見つかるかもしれません。
家に帰ってから、「本当に自分に必要なものなのか」「どうして今必要なのか」などを考えます。
明確な理由があれば、それは衝動買いにはなりません。
1週間たってまだ欲しかったら買いに行きましょう。1週間たって買いたい気持ちがなくなっていたら、それは衝動買いということです。
買わずに貯金に回しましょう。
持っているもので代替できないかを考える
買う前に、家にあるものが代わりにならないかを考えましょう。
今持っているものがその役割を果たせるのであれば、そもそも新しいものを買う必要はありませんよね。
欲しい服を店頭で見つけて、一目で気に入っても「この服の代わりになるものは今持っていないか?」と考えます。
似た服をがあることに気付けば、新しく購入する必要はなくなり、その分を節約できます。
タンスの奥に眠っている洋服から似たようなものを探すのも一つの手です。過去に購入したことを忘れていることも多いです。
似たデザイン、同じ役割などの物がすでに家にないかを考えるようにしましょう。
ショッピングの回数を減らす
買い物の回数が多い人は、頻度を減らしてみることをおすすめします。
新商品やセール品などを見ているのも楽しいひと時ですよね。
しかし、買ったものをよく見ると同じようなものがいくつもあると、お金も時間も無駄にしているということです。
買い物に行く際には本当に欲しいものだけを見るようにしましょう。
「買い物をするとつい衝動買いしてしまう」のであれば、そもそもの買い物に行く頻度を減らしてみてみてください。
時給換算して考える
その缶コーヒー本当に必要?
ホッと一息をつくための缶コーヒー、本当に今必要なものですか?
それは本当に疲れをとってくれていますか?家についてからコーヒーを飲みむことはできませんか?
時給1000円の方が缶コーヒー1杯分のお金を稼ぐのに、大体10分くらいの労働が必要という計算になります。
10分間の労働に見合う価値があるのかどうかを、一歩立ち止まって考えてみてください。
喫茶店のコーヒーになると400~500円程度なので、その数倍の労働時間が必要になります。
それにかける時間の価値も見極める
会社の飲み会に呼ばれて、2時間で5,000円支払ったなんて経験がある人も多いのではないでしょうか?
それが楽しい時間であれば良いですが、本当に2時間もかける価値があるのかを考えてみてください。
その2時間楽しむために、多くの人にとって3~5時間の労働が必要なことがわかると思います。
それならば、お金をかけずに「もっと楽しい事はないのか」を探してみる人生のほうが有益だと思います。
このように、しっかりと時間価値を見極めて無駄な出費をなくせます。
常に「労働の価値」と「消費の価値」を天秤にかけて判断することができるので、最適な選択がしやすいです。
苦労の価値を忘れない
多くの人にとって衝動買いをしてしまう要因の一つに「労働の価値」を忘れてしまうことが挙げられます。
給与は一定額、毎月振り込まれるため、安心してしまうためです。
もし、あなたが給与額が毎月不安定な自営業者だった場合、その買い物には「リスク」が存在すると思いませんか?
- 病気やケガで働けなくなる
- 会社の業績が悪化し、ボーナスがでなくなる
- 他に急な出費がある
こんなこともあると予想し、ある程度の貯蓄はしておくべきです。
毎月自動的に給与が振り込まれることで、来月も、再来月も、来年も同じように給与が振り込まれるという錯覚に陥りがちです。
しかし、その対価として提供した「労働の価値」を忘れていませんか?
あなたが得た給与は、苦しい思いをした労働の対価です。その労働に見合う価値があるのかを、よーく考えてみてください。
自分の労働の価値を安く見積もることはやめましょう。
いま持っているものに満足しよう
自分の身の回り品に満足していれば「新しいものは不要」だと思えるので、いま持っているものに満足すれば、不要な買い物をせずに済みます。
そのためには、今手元にあるものを把握することが重要です。
何気なく日常で使っているものが使いやすくて満足できれば、新しいものを買いたいという気持ちにはなりません。
それに、過去に買ったものが押し入れにしまってあって忘れてしまっているということも多いです。
自分で買い物のルールを作ってみたり自分に合った工夫をして、持っているもので気持ちが満たされていれば、そもそも衝動買いはなくなります。
また、ここまで説明してきましたが、自分で自分の時給を計算してみることも有効な手段です。
何事も、頭で理解しているのと実際にやってみるのとでは、定着度が全く違います。
自分の時給を自分で計算することで、意識レベルで「節約」という概念が身に付き、無駄な出費を抑えることができるようになるでしょう。
どれも今すぐに始められることなので、今日から少しずつ考え方を変え、習慣づけて節約を成功させてください。