まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ
ジョージ・ソロス
これは投資界隈における有名な格言です。
投資で資産を増やすためには、株式市場から退場することなく居座り続ける事の重要性を説いています。
相場から退場したら損もしないものの、利益も出ません。
この格言通り、居続けることがスタートラインであり、儲けるのはその先にあるという辛い言葉ですが、これこそ本質だと思います。
生存戦略を考える
投資を開始したら、まずは投資をしたことを忘れて生きましょう
何を言っているか分からないと思いますが、投資で成績のいいひとは亡くなった人という事実もあります。
投資において勝敗を気にするのではなく、変化を見守るという立ち位置で物事を見るようにしましょう。
株式が上がっているときも、下がっているときも、変わらず相場に居続けることで、資産を拡大していくことができます。
株式相場に居続けて獲得できるもの
複利効果
まずは、時間を味方につけましょう!
複利とは 複利運用とは元本についた運用益に対して、さらに利益がつく運用方法のことです。
運用益を受け取らずに元本に含めて投資していくため、得られる利益が増えていくのが複利の効果です。
複利運用では時間の経過によって元本が増えるため、長期運用で特に効果を発揮します。
自分に人生で働くのは自分だけでなく、自分が稼いだお金にも働いてもらいましょう。
投資経験値
個人投資家にとって、長期間相場に居続ける大きなメリットは、自分の投資経験値がアップすることです。
入金力がアップする
「投資する」という意識を長期間持ち続けると、入金力がアップします。
入金力を上げるには、「収入を増やす」か、「支出を減らす」か、その両方を選択することが有効になります。
投資資金に充てるという目的があれば、自然と節約する習慣が身につき、節約も負担になりません。
このお金を投資に回せば、「年間○○円」得られるという考え方が身に付けばこっちのものです。
最終的な目的が見えてこそ、努力が継続できるのです。
リスク許容範囲がわかる
投資を継続していくうちに、自分のリスク許容度がわかるようになります。
いろんな投資経験を積み、いろいろな投資スタイルを研究していくうちに、「これくらいのリスクなら許容できる」というラインがわかります。
これは教習所での車の運転も同じです。
車を初めて運転した時は10㎞でも恐怖を感じていたのに、いつの間にか100㎞で走れているものです。
いずれにせよ、「やってみる」という視点が非常に大事です。
やりすぎない程度にやってみる姿勢で今後も投資を続けていきたいと思います。
最後に
結局は投資家であれば生き残った者勝ちなのかもしれません。
生き残ってない人は市場から退場した人なので、株式投資をし続けるというのは非常にハードルが高いものなのです。
今はインデックス投資やNISAなどが主流になってきているので、ハードルが下がっているものの、投資の本質は変わりません。
まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ
この金言を忘れず投資を継続していきましょう。