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38歳の僕が美容の答えにたどり着いた。スキンケアは「メラノCC」だけでいい。

2025年7月29日

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はじめに:鏡に映る「疲れたオッサン」に愕然とした、33歳の僕へ

「うわ、俺、めっちゃ老けたな…」

あれは33歳の頃だったか。何気なく洗面所の鏡を見たとき、そこに映っていた自分の顔に、僕は本気で愕然とした。

目の下のうっすらとしたシミ。若い頃は気にもしなかった開いた毛穴。全体的にくすんで、覇気のない肌の色。寝ても取れない疲れが、顔に「お疲れ様です」と刻印されているようだった。

20代の頃は、スキンケアなんて別世界の言葉だと思っていた。しかし、30代という坂を転がり始めると、否が応でも「見た目の老化」という現実に直面させられる。

とはいえ、だ。デパートの化粧品カウンターに行く勇気はない。かといって、ネットで調べても無数の商品と情報が溢れかえっていて、何から手をつけていいか皆目わからない。第一、ベタベタするのは嫌だし、毎朝毎晩、何ステップもあるような面倒なことは絶対に続かない自信があった。

そんな、美容難民になりかけていた僕が、試行錯誤の末にたどり着き、以来5年間ずっと続けている、たった一つの答えがある。

それは、近所のドラッグストアで誰でも買える「メラノCC」だ。

今日は、僕がなぜメラノCCを選び、どのように使い、そして5年間続けた結果どうなったのか。そのすべてを、包み隠さずお話ししたい。これは、かつての僕と同じように「何とかしたいけど、どうすればいいか分からない」と悩む、すべての男性に送る、僕なりの美容の結論だ。

第1章:そもそも、なぜオッサンにスキンケアが必要なのか?

「男が肌なんて気にしてどうする」と思う人もいるかもしれない。だが、断言しよう。30代以降の男性にとって、スキンケアはもはやマナーであり、最強の自己投資の一つだ。

理由は大きく2つある。

一つは、「清潔感」という無形の資産になるからだ。 ビジネスの世界でも、プライベートでも、僕たちは無意識に相手の「清潔感」を読み取っている。ヨレヨレのシャツや寝癖のついた髪と同じように、カサカサの肌やシミだらけの顔は、相手に「自分に無頓着な人」「だらしない人」という印象を与えかねない。逆に、肌が綺麗で血色が良いだけで、「自己管理ができている、信頼できる人」という印象を、言葉以上に雄弁に語ってくれるのだ。

そして、もう一つの理由は、自己肯定感の向上だ。 大げさに聞こえるかもしれないが、肌の調子が良いと、その日一日の気分が少しだけ上がる。鏡を見て「お、今日の俺、悪くないな」と思える瞬間は、ささやかだが確かな自信を与えてくれる。それは、「自分自身を大切に扱っている」という感覚に他ならない。この感覚こそが、日々の仕事のパフォーマンスや、メンタルの安定に繋がっていく。

僕は以前の記事で資産形成について語ったが、見た目、特に肌という「外見資本」もまた、僕たちの人生を豊かにする重要な「人的資本」なのだ。

第2章:僕が数多の商品から「メラノCC」を選んだ、たった3つの理由

世の中には星の数ほどのスキンケア商品がある。その中で、僕がなぜメラノCCにたどり着き、5年間も浮気せずに使い続けているのか。理由は、驚くほどシンプルだ。

理由1:圧倒的に「シンプル」で、思考停止できるから スキンケアで挫折する最大の理由は「複雑さ」だ。ブースター、化粧水、乳液、美容液、クリーム、アイクリーム…。僕は、この呪文のような言葉の羅列を見るだけで思考が停止する。メラノCCは、この点を完璧にクリアしていた。

  • 化粧水
  • 美容液
  • ジェル(乳液・クリームの代わり)

基本は、この3つだけ。悩む必要がない。「とりあえずこれをラインで揃えておけばOK」という明快さが、僕のようなズボラな人間には何よりの救いだった。

理由2:財布がまったく痛まない「圧倒的なコスパ」 どんなに良い商品でも、高価で続けられなければ意味がない。スキンケアは、1日や2日で効果が出る魔法ではない。数ヶ月、数年と毎日続ける「継続性」こそがすべてだ。

メラノCCは、化粧水、美容液、ジェル、そして後述する日焼け止めまで全部揃えても、数千円でお釣りがくる。毎月かかる費用は微々たるものだ。この価格設定が、「まあ、効果がなくても損はしないか」という気持ちで始めるハードルを劇的に下げてくれた。そして、結果的に5年間も続けられた最大の要因になった。

理由3:製薬会社が作る「成分への信頼感」 メラノCCの主役は、言わずと知れた「ビタミンC」だ。シミ対策といえばビタミンC。この分かりやすさがいい。難しい横文字の成分を覚える必要はない。

そして何より、作っているのが「ロート製薬」という安心感は絶大だ。目薬や胃腸薬でお世話になっている、あの会社が本気で作っているスキンケア製品。そこに、理屈を超えた信頼を置くことができた。効果があるかどうか以前に、「変なものじゃないだろう」という安心感が、毎日肌に塗る上での精神的な土台になってくれた。

第3.章:【完全公開】ズボラな僕の「思考停止」メラノCC全手順

では、具体的に僕が毎日何をしているのか。驚くほど簡単なので、ぜひ真似してみてほしい。

【朝の部】所要時間:わずか1分

  1. 洗顔:寝ている間の汗や皮脂を、洗顔料でさっぱり洗い流す。
  2. 化粧水:メラノCCの化粧水を、500円玉大くらい手に取り、バシャバシャと顔全体に叩き込む。「浸透させよう」などと難しいことは考えない。とにかく顔を濡らすイメージだ。
  3. 美容液:あの有名な黄色のチューブ。これを4〜5滴、シミや毛穴が気になる部分(僕の場合は頬骨のあたり)を中心に塗り込む。
  4. 【最重要】日焼け止め:**ハッキリ言って、これが全工程の9割を占めるほど重要だ。**どんなに良い美容液を使っても、紫外線を浴びていては、穴の空いたバケツに水を注ぐのと同じ。メラノCCには日焼け止めもあるので、僕はそれを使っている。ベタつかず、白くもならないので使いやすい。これを塗らずに外に出ることは、パンツを履かずに外出するのと同じくらい無防備な行為だと心得るべし。

【夜の部】所要時間:2分

  1. 風呂で洗顔:一日の汚れをしっかり落とす。
  2. 化粧水&美容液:風呂上がり、肌が乾燥する前に、朝と同じ手順で叩き込む。
  3. ジェル:最後に、メラノCCのジェルをパール粒くらい手に取り、顔全体に伸ばして蓋をする。これが乳液やクリームの役割だ。ベタつかないのに、しっかり潤う感じが気に入っている。

以上だ。本当にこれだけ。ポイントは、「今日は疲れたから…」などと考えず、歯磨きと同じレベルの「無意識の習慣」に落とし込むこと。ここまでくれば、あなたはもうスキンケア上級者だ。

第4章:で、5年間続けた結果、肌はどうなったのか?

読者の皆さんが一番知りたいのは、ここだろう。「それで、効果はあったのか?」と。

結論から言う。劇的な変化は、ない。 しかし、これこそが僕が伝えたい最もリアルな真実だ。

まず、誤解のないように言っておくと、すでに出来てしまった濃いシミが、メラノCCを塗ったからといって綺麗さっぱり消えることはない。そんな魔法のような化粧品は存在しない。もしあるなら、美容皮膚科はとっくに潰れている。

では、僕が得られたものは何だったのか。

  • 新しいシミが、明らかにできにくくなった。 これが最大の効果かもしれない。5年前、同年代の友人と比べても、シミの数が増えていない。むしろ、肌全体のトーンが均一になったように感じる。
  • 肌の質感が変わった。 頬のあたりの毛穴がキュッと引き締まり、肌表面がなめらかになった実感がある。夕方になっても、ギトギトの脂性肌に悩まされることが減った。
  • 人から「肌、綺麗ですね」と言われるようになった。 これは、本当に嬉しい。特に、女性から言われたときの自己肯定感の上がり方は凄まじい。この一言のために続けていると言っても過言ではないかもしれない。
  • 決定的な効果は「5年前の自分と比べて、老け込んでいない」こと。 同窓会などで旧友に会うと、その差は歴然と感じる。多くの友人が年齢相応の、あるいはそれ以上の経年変化を顔に刻んでいる中、僕は良くも悪くも「現状維持」ができている。30代後半から40代にかけての「現状維持」が、どれほど価値のあることか。これは、同志なら分かってくれるはずだ。

スキンケアとは、失点を防ぐディフェンスなのだ。劇的なゴールを決めることはないが、着実に失点を防ぎ、試合(人生)を有利に進めてくれる、最高のディフェンダーなのである。

おわりに:最高の美容は「始めること」と「続けること」

スキンケアとは、「未来の自分への投資」だ。 今日の1分の積み重ねが、5年後、10年後の自分の顔を、そして自信を創り上げる。

そのために、高価な化粧品も、複雑な手順も必要ない。 必要なのは、ほんの少しの知識と、自分に合った製品を見つけ、そして、ただ毎日淡々と続けること。

僕にとって、その答えが「メラノCC」だった。

もしあなたが、かつての僕のように鏡の前でため息をついているのなら、ぜひ、次の休みにでも近所のドラッグストアを覗いてみてほしい。数百円で買える黄色いチューブが、あなたの5年後を、そしてこれからの人生を、少しだけ明るく照らしてくれるかもしれないのだから。

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