他人と比較して落ち込んだりしてないか?
そんなんしても意味ないで。他人の人生じゃなく、自分の人生を生きるんや。
あなたは自分らしく生きていますか?
自分らしく生きたいと願いつつも、ついつい他人と比べがちですよね。
また、仕事面でもキャリアや年収などで他人と比べて落ち込んだりすることもあると思います。
そんな「他人と比べる」ことには、どんな意味があるでしょうか。
今回は、そのことについて考えていき、自分らしい生き方をするヒントにして下さい。
生き方に良い悪いはない
何かを大きなことを成し遂げた人のSNSや書籍などを見ると、自分がちっぽけな存在に感じてしまいます。
そもそも、生き方の良し悪しは誰が決めるのでしょうか?
客観的な指標がある場合もありますが、実際には誰にも分からないはずです。
高年収な仕事は確かに憧れるし、お金があることで幸せに感じるかもしれません。
しかし、激務でストレスに潰されながら続ける仕事に価値があるでしょうか。
どちらが良いとは断言できないはずです。
もちろんホワイト企業で高年収の仕事もあるでしょうが、人気で就職も困難でしょう。
現代は多様性ある生き方を選択できる時代です。
自分の人生を自分で描いていくことができるのです。
生き方を他人と比べず、自分が自分の人生をどのように評価するのかということが重要なのです。
人と比べてしまう心理
他人と比べないようにしようと思っても簡単にいきませんよね。
なぜ人間は他人と自分を比べてしまうのでしょうか。
それは幸せの基準を決めていないからです。
例えば
- 毎日健康に生きられる=幸せ
- 定職に就いていて、安定した収入がある=幸せ
- 1日3食美味しい食事を食べられる=幸せ
これらを他人と比べる必要があるでしょうか。
自分にとって幸せと感じる基準が明確であることが重要です。
では、どういう傾向があると幸せの基準を持ちにくいのか見ていきましょう。
他人と比べて勝っている部分を見て安心したい
自分より下の人間を見て安心したいという心理は、誰もが持っている本能です。
しかし、自分より不幸な人間を探して安心することが幸せにつながるでしょうか。
幸せの基準を「あの人より自分の方が稼いでいる」「あの人より私の方が可愛い」など他人との比較によるものとしてしまうと、負のスパイラルに陥ります。
常に他人の目を気にしてしまう
人間は接している人に対して、悪い印象を与えたくない、いつでも良い人と見られていたい心理があります。
誰もが他人に嫌われるのが怖いという気持ちがあります。
それが行き過ぎることで、自分の評価やどう思われているかが不安になり、常に他人の目が気になるようになるのです。
勝手な妄想によって作り出した自分の評価が、そのまま自分の価値と考えてしまう傾向があります。
他人の目を気にしてばかりでは、自己肯定感が下がりやすく、幸せを感じにくくなるでしょう。
承認欲求が強い
承認欲求とは、「他人から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という誰しもが持っている欲求のことです。
SNSなどで「いいね」や「フォロワー数」を他人からの評価と考えてしまいがちです。
しかし、それらが本当に幸せをもたらしてくれるものでしょうか。
承認欲求が強い人は、幸せの物差しを他人に預けているようなものです。
自分らしい生き方をするために今からやるべきこと5選
ここからは、自分らしく生きるためにやるべきことを紹介していきます。
自分で自分を認める
まず、自分らしく生きるためには、自分で自分を認めることが何よりも重要です。
あなたがこれまで生きてきた人生で成し遂げてきたことは1つや2つじゃないはずです。
あなたが過去にやり抜いたことや、頑張ったこと、得意なことを考えてみてください。
子供の頃でも構いません。
過去の努力があったからこそ、今のあなたがあるのです。
自分自身の過去の努力を認めることで、自信を持って自分らしく生きることができるのです。
短所を長所に変換する
誰にでも短所はあるものです。
例えば、頑固な部分が短所だった場合、こだわりやポリシーがあると考えてみましょう。
また、優柔不断な短所がある場合、柔軟性がある、周囲に配慮できるという長所に変換できます。
このように、短所と長所は表裏一体です。
自分らしく生きるためには、自分の短所を長所に変換して、自分自身を見つめ直すことも重要です。
嫌いな人や物事から距離を取る
誰しも嫌いな人や、嫌いな物事があるはずです。
人生は有限です。
嫌いな人から言われたことを気にして悩むこともあるでしょう。
しかし、嫌いな人のことを考えるより、好きな人のことを考えた方が幸せになれるはずです。
人生を精一杯楽しむためにも、嫌いな人や物事から距離を取ってみましょう。
好きな人や好きな物事のことを考えていれば、幸せを感じられると思います。
自分が心から楽しいと思えることをやる
ゲームや漫画、アニメなどを見ていると、他人からとやかく言われることもあるでしょう。
そんな時に他人の意見や評価は気にする必要はありません。
自分らしく生きるためには、自分が心から楽しいと思えることをやることが大切です。
好きなことを仕事にできていなくても、休みの日の趣味を心から楽しめる生き方こそが自分らしい生き方なのです。
新しいことにチャレンジする
もしかすると、やりたいことが見つからないという人もいるかもしれません。
しかし、今日が人生で一番若い日です。
いろいろなことに積極的にチャレンジするのに遅すぎるということはありません。
新しいことにチャレンジすることで、自分自身の可能性を広げることができ、新しい「気付き」を得られるきっかけになるでしょう。
失敗を恐れずに、興味があることにはトコトン挑戦してチャレンジをしていく姿勢を持ってみてください。
案外考え抜いて出した結論よりも、自分自身の直感の方が正解だったということも多いです。
まとめ
一度しかない自分の人生を後悔のないように生きていきたいですよね。
そこには他人との比較は必要ありません。
幸せに生きるためには、幸せの基準を明確にしておくことが重要です。
自分自身がこれまで成し遂げてきた実績を再確認し、楽しいと思えることに積極的にチャレンジしていきましょう。
そうすることで、自分にとって何が幸せなのか、誰と一緒に居ると幸せになるのかが分かってくるようになります。
他人の決めた人生を生きるのではなく、自分なりの自分の生き方を選択していくことが、自分らしい生き方につながるのです。