「鰹節(かつおぶし)」食べてますか?
私は食べません。特に意識的には使っていません。
そこで今回は「鰹節(かつおぶし)」の簡単な使い方をご紹介していきます。
鰹節の健康効果
鰹節の健康効果を列挙してみると、下記のようになります。
- 集中力ややる気の向上
- アンチエイジング効果
- 更年期症状や月経前症候群の緩和
- コレステロールや血圧の調整
- 鎮痛効果
- 中性脂肪の燃焼促進
- お肌のハリと滑らかさの向上
- コラーゲンの働き活性化によるお肌の潤いの向上
- 体型崩れ防止
- 風邪の引きにくさ
- 疲労の回復
鰹節には、次のような栄養素が含まれています。
たんぱく質、ヒスチジン、メチオニン、カルシウム、カリウム、鉄、セレン、ビタミンE、ビタミンD、 イノシン酸。
鰹節は、料理にかけたり汁物のだしに使ったりして、食事に取り入れやすい食材です。
しかし改めて見てみると、これほどの健康食とは知りませんでした。
「だし」に使う程度のイメージしかなかったので少し高くて高給食の感がありましたが、実は「コストパフォーマンスの高い栄養食」と見直しました。
鰹節の歴史
カツオは、約8000年前の貝塚から食されていた痕跡が見つかっており、古くから食べられていた魚だったことが分かっています。
かつお節の歴史は約1300年前にさかのぼります。原料であるカツオは身がやわらかくて傷みやすいため、硬くなるまで干してから食べられていたといわれ、漢字で堅い魚と書いて「堅魚(かたうお)」と呼ばれていました。
現存する日本最古の歴史書『古事記』(712年)に「堅魚(かたうお)」と記録があり、平城京跡地から出土した木簡にも、「麁堅魚(あらがつお)」(カツオのあらぼし)の文字が残されています。
日本最古の和歌集『万葉集』(759年ごろ完成)にも、「水江の浦の島子が 堅魚釣り鯛釣り誇り」と、自慢の腕でカツオやタイをとったことが歌に詠まれています。
ヤマキ かつお節 プラス
これほどまでに歴史のある食材なのです。
また、江戸時代に入る前から、鰹節は日本料理に欠かせない「だし」の食材として、また御祭神のお供え物としての神饌(しんせん)としても使われ、今に至るまで使われ続けています。
一番だしと二番だしの作り方
一番だしと二番だしとは
鰹節といえば、当然「出汁(だし)」ですよね。
「一番だし」「二番だし」として2種類の出汁(だし)を取ることで、種々の料理に利用するのが一般的です。
料理しない(できない)民族のための鰹節の活用術
料理しない人も多いですよね。
そんな人にはコレがおススメです。
高知のお土産なのですが、非常に使い勝手がいいです。
瓶の中にお好みのお醤油をいれ、冷蔵庫で2週間熟成させるだけで、だし醤油の出来上がりです。
いつものお醤油が、香り豊かな料亭風だし醤油に大変身します。
瓶に注ぐお醤油は薄口、濃口、減塩醤油でも何でも構いません。
もちろんポン酢でもソースでも活用することが出来ます。
家に醤油が無い人は少ないでしょうし、一人暮らしの人にもおすすめの商品です。
冷奴に、刺身にと活用できる場面は多いと思います。ぜひ使ってみてください。
鰹節は簡単に使える!!
鰹節を使って、「一番だし」「二番だし」を取って料理を作ることは初心者にはハードルが高いものです。
ですが、このような醤油入れを活用することで簡単に鰹節の効果を感じる事が出来ます。
日本の古来からの食材である「鰹節」を使うことは、少しコストがかかるが再利用も出来るし健康にもいいので、是非活用してください。